民族学・博物館(文化人類学・民俗研究)
|
- カラハリの失われた世界
LOST WORLD OF THE KALAHARI
30分×7巻 \198,450(税込) 1956年 ITV 注文番号: GL-171
1950年代に制作され放送当時絶賛を浴びたこのTVシリーズの中で、カラハリ砂漠のブッシュマンのための献身的な活動で有名なサー・ローレンス・ヴァン=デル=ポストのひととなりと信念が浮かび上がる。
1.消えた人々
砂漠の調査という使命を受けて、英国政府から派遣されサー・ローレンスはカラハリ砂漠へと向かう。そこで初めてブッシュマンに出会った彼は、“消えたブッシュマンの世界を探しに行く”という約40年前、まだ彼が幼かった頃に立てた誓いを思い出すのである。
2.最初の困難
1954年9月、我々はサー・ローレンスの調査に同行し、アフリカ南部、ザンビアとジンバブエとの境界にあるビクトリア・フォールに向かった。一行は、ブッシュマンが生活していたと思われる居住地跡をいくつか見つけ、期待が膨らむが、さらに進むにはオコバンゴ・デルタの沼地を越えなければならない。
3.“滑る丘”に宿る魂
旅の次の段階は、大平原の狩人を探して砂漠をさらに進むことだった。“滑る丘”で一のあるメンバーが神聖な地域では狩猟をしてはならないというブッシュマンの掟を破ってしまい、深刻なトラブルに陥る…。しかし、その後、何千年も昔に岩に描かれた壮大な壁画を見つける。
4.砂漠での生活
砂漠での2,000マイル サー・ローレンスの一行は初めて本当のブッシュマンに出会う。そこには小さな群落があり、彼らはこの乾燥地帯で生活する術を心得ている。狩猟や皆の集まり、乾燥した地域で水を探す知恵など、彼らの砂漠地帯での日常生活、厳しい環境の中で生き延びる術を垣間見る。
5.狩猟
狩猟は、ブッシュマンの存続のための最も重要な鍵である。そして、それはほとんど宗教と同じくらいの重要性を持つ。サー・ローレンスの一行とブッシュマンは、エランドの群を探し出発する。ブッシュマンの踊りの中でも、最も神聖な踊りと言われる、美しく象徴的なエランド・ダンスとファイア・ダンスコミュニティを見ることができる。
6.雨の唄
カラハリ砂漠で突然の雨に出会うほど素晴らしいことはない。なぜなら雨は、ここでは生と死を左右するものだからである。人々は喜び溢れ雨の唄をうたい、花が、蜜蜂が、鳥が姿を現し、この乾いた土地に生命が満ちあふれる。
7.サー・ロレンス特別講義
サー・ローレンス・ヴァン=デル=ポストの王立地理学会(Royal Geographic
Society)での3度目の特別講義(1990年)を収録しました。
|
- 古代人は生きている
ANCIENT LIVES
60分×4巻 \147,000(税込) 1984年 ITV 注文番号: GL-172
作家のジョン・ローマーが、ナイル西岸の謎に包まれた古代エジプトの王家の谷を訪れ、この地にファラオの墓を築いた人々に想いを巡らせる。
第1話
ナイル川西岸の古代エジプト王家の谷を訪れる。ツタンカーメンの墓やカイロ美術館に展示されているツタンカーメンの黄金のマスク、さらにエジプトで最も美しいと言われる神殿を紹介する。
第2話
野性的で、大変優れた芸術的才能の持ち主であったと言われるディル・メディーナの王墓造営職人の職長パネブの生涯に迫る。
第3話
古代エジプトでは、女性の方が男性より自由と権力を持っていたという。このプログラムでは、村の女性によって綴られた愛の詩などから、当時の男女の関係を探る。また巨大なカルナク神殿を訪れ、その構造も紹介する。
第4話
「再生の時代」と呼ばれた時代に上エジプトとヌビアを支配していた王ヘリホルの墓の痕跡は未だに発見されておらず、謎に包まれたままである。第四話では、いくつかの手がかりを元にその謎に迫る。
|
- 大英博物館の秘宝
TREASURES OF THE BRITISH MUSEUM
26分×13巻 \273,000(税込) (New Price!) 1971年 ITV 注文番号: GL-173
"世界最多のコレクション 史上まれにみる全面的取材により映像化世界最大の収蔵量を誇る大英博物館。このシリーズは、コレクションの数々を各部門別に取材し、カメラに収めたものです。また、コレクションが収集された世界中の国々を訪問し、文化の背景をわかり易く説明します。テーマ別に造詣の深いパーソナリティが案内役をつとめています。"
1.大英博物館へようこそ
大英博物館長官の協力を得て、桂冠詩人ジョン・ベチェマン卿が博物館の建物、所蔵品について語ってくれます。
2.ギリシャ部門
故タイロン・ガスリー卿が、ギリシャ遺物について考察します。
3.エジプト部門
フロー・カウルズがエジプト遺跡とその意義について話しあいます。
4.ローマ帝国
グウィン・トーマスが古代部門とローマ帝国のイギリス支配時代の遺物について紹介します。
5.コイン・メダル部門
貨幣部では、ジョン・ヘイル教授が貨幣鋳造について調査します。
6.西アジアと古代アッシリア部門
ピーター・ヤング陸軍准将が、西部アジアの遺物やアッシリアの芸術にふれます。
7.ローマ遺跡部門
ロバート・アースキンは、ローマ遺跡を紹介し、ローマの素顔にふれます。
8.絵画部門
絵画部門では、ミハエル・アイアートンが裸像を西ヨーロッパの伝統的絵画の中心と考えます。
9.中世以降の間
アントニオ・フレイザー夫人は、中世以降の遺物部門で美の対象について研究します。
10.読書室
J.E.モーパーゴ教授は、世界で最も有名な読書室を見せてくれます。
11.東洋部門
マルコム・マクドナルドは、東洋遺跡部で、東洋の芸術や人々について語ります。
12.民族誌学部門
デイビッド・スタフォードクラーク博士は、原始文化の芸術について考えます。
13.写本部門
アサ・ブリッグス教授は、写本技術が私たち人類に及ぼした貢献を賞讃します。
|
- 人々の夢と希望を希求する姿を描く
コンパスシリーズ「夢と冒険」
COMPASS SERIES
52分×7巻 \252,000(税込) (New Price!) '89-'91年 英グラナダTV 注文番号: GL-174
ある人々が長年抱いてきた夢の実現の様子やひたむきな情熱で一事に励む様子などを世界各地への冒険旅行にからませて紹介するユニークなシリーズ。
1.インドの幻の黄金魚(1991年)
黄金のマハシアはめったに見つからないインドの幻の魚、また捕獲しにくいことから釣り人にとっては究極の釣りの醍醐味を味わえる魚である。そのマハシアを求めて、二人の釣人がガンジス川上流、インド北方の地へ入り、ついに22キロの大物マハシアを釣り上げる。WGBHボストン社との共同制作。
2.マダガスカルのある儀式(1990年)
アフリカ南東沖インド洋上のマダガスカル、このエキゾチックな島国は、かつては海賊達のパラダイス、そして今や世界中でこの地以外には見出せない様々な種の宝庫として知られる。家系のルーツを調べる祖父の情熱に促され、この魅力的な島を訪れた女性はマダガスカル人独特の故人を祭る儀式を目にする。
3.日本徒歩旅行(1990年)
ゴルフ・コースの建設を職業とし、アメリカのロッキー山脈を踏破した体験を持つステファン・パーンが日本列島を徒歩で縦断し、肌で感じた日本の国と文化を紹介する。WGBHボストン社との共同制作。
4.ペルーのアニタ・ゴールデン(1991年)
一旅行者としてペルーを訪れたイギリス婦人が、北部ペルーの病気の子供や見捨てられた孤児達の世話にその一生を捧げた感動的な記録。アニタ・ゴールデンの名は、ペルーでは今や誰も知らぬ者はいない程有名である。子供たちのために33年間貧困やペルーの抱える問題と闘ってきた彼女の姿を追う。
5.トリスタンダクーニャ(1989年)
トリスタンダクーニャは南大西洋にある英領の孤島で、住民はたったの300人、世界最小の人口である。外界との接触は、年にただ一度、郵便船セント・ヘレナ号が島を訪れる時だけである。セント・ヘレナ号は毎年1月に英国南西部のブリストルに近いエイヴォンマウスを出航し、途中ナポレオン一世流刑の地として有名なセントヘレナ島などに立ち寄った後、島に到着する。アメリカ人の作家でプロデューサーのジョン・ヘミンウェーはその郵便船に乗って6000マイル、3週間の興味尽きない航海の旅を体験、更にこの離れ島での2週間の滞在を通して、島民の貴重かつ珍しいライフ・スタイルを洞察する。
6.南大西洋マルケサス(1990年)
アメリカ人の作家でプロデューサーのジョン・ヘミンウェーは、南大西洋の仏領マルケサス諸島にパラダイスを求めてやって来る。ニューヨークの大都会を逃れて、自分のスクーナー帆船で島から島を巡る彼は、果たしてポール・ゴーギャンやサマーセット・モームらが魅せられた南大西洋の自然の美と平和と静けさの調和が醸し出すこの世のパラダイスを見出すであろうか。
7.アニタ・ゴールデンの苦闘(1991年)
「ペルーのアニタ・ゴールデン」の続編。アニタ・ゴールデン女史がコレラ流行の抑制に立ち向かい、ペルーの人々に予防と治療の教育を施すその献身的な姿を再びレポートする心打つ感動続編。
|
- 失われゆく民族と人類の文化遺産
ディスアピアリングワールド DVD版 新登場!
DISAPPEARING WORLD
60分×56巻 セット価格 \1,764,000(税込) '71-'93年 英グラナダTV 注文番号: GL-175
分売価格 各巻\39,900(税込)
2005年1月から発売10周年を記念してご愛顧感謝のプライスダウン新価格
地域別セット価格を設定しました。大幅な割引となっておりますので、地域別セットのご購入をお勧めします。
・アジア・オセアニア地域 全15巻セット価格 \546,000円(税込)
・ヨーロッパ・中東地域 全11巻セット価格 \378,000円(税込)
・北米・中南米地域 全12巻セット価格 \409,500円(税込)
・アフリカ地域 全18巻セット価格 \609,000円(税込)
今日、世界各地に散在する少数先住民・部族の伝統的生活様式、風俗、習俗、社会形態など、彼らの貴重な文化は西欧社会からの増大する様々な必要や要求に脅かされ、消滅もしくは衰退の一途をたどっている。このシリーズは滅びつつある、それらの民族文化全般を探査し記録に残すことを目的に制作され、1971年その第1作目が放映された。以来、すでに20年以上にわたり、放映時間は実に60時間というTV界で世界最長を誇る一大ロングラン・ドキュメンタリー・シリーズである。
その高い質と内容は、人類学および民族学の研究に大変貴重な映像資料として世界の人類学界から絶賛されている。イギリス映画テレビ芸術協会からは、ノンフィクション・テレビシリーズ最優秀作品賞を授与され、全56プログラムの内には世界各地の国際映画テレビ祭にてグランプリを始め、ブルーリボン賞、金賞、銀賞など実に多くの受賞の栄誉に輝くプログラムが収録されている。各巻は全てオール・ロケで、少数民族・部族と生活を共にした人類学者らの協力を得て、西欧先進国による種々の開発の波に翻弄され、揺さぶられる彼らの姿を克明に描きだしている。※別途単品カタログがございます。
地域別・国別索引はこちらから (PDFファイル 122kb)
1. A CLEARING IN THE JUNGLE
1970年 40分×1巻 パナレ族(PANARE) <ベネズエラ>
シリーズ第1作は、1970年の制作である。南米ベネズエラの首都カラカスからわずか300マイルのジャングルのなかで、文明を頑なに拒み、血縁関係の絆で堅く結ばれたパナレ族(Panare)。その階級のない平等な原始の生活を人類学者ジャン・ポール・デュモンの案内で訪ねる。40分。
2. THE LAST OF THE CUIVA
1971年 65分×1巻 クィーヴァ族(CUIVA) <コロンビア北東部>
★山岳・探検映画トレント国際競技会大賞
★アメリカ映画祭レッドリボン賞"
白人入植者による大量虐殺のあと、南米コロンビア北東地域にわずかに生き残ったクィーヴァ族(Cuiva)。その末裔たちを、人類学者ベルナール・アルカンとともにアグアクララ川を遡上して取材する。この消えゆく種族をとおして文明の価値とは何かを問う。65分
3. EMBERA - THE END OF THE ROAD
1971年 51分×1巻 エンベラ族(EMBERA) <コロンビア>
人類学者アリアンヌ・デルースの案内で南米コロンビア西部の辺境、チョコを訪ねる。そこの川の源流近くで狩猟生活を営むエンベラ族。過去400年のあいだスペイン人やリーブレ(黒人奴隷の子孫の)侵略から逃れてきた彼らが、今、最大の侵略者パンアメリカンハイウェイによって滅びようとしている。51分
4. WAR OF THE GODS
1971年 66分×1巻 マク族(MAKU)とバラサナ族(BARASANA) <コロンビア>
南米コロンビア、アマゾン川流域の奥深い森の中で生活するインディオ、マク族とバラサナ族。狩猟が生活のリズムをつくっているが、近くに滑走路ができ飛行機が飛んでくるようになって、その生活も変わり始める。彼らの生活に入り込み、改宗させようとするカトリック宣教師とアメリカの伝道師の競争を人類学者ピーター・シルバーウッド・コープの解説で考える。66分
5. THE TUAREG
1972年 60分×1巻 トゥアレグ族(TUAREG) <アルジェリア>
かつてサハラの警察隊と呼ばれ、アルジェリア、マリ、リビア、ニジェールにまたがる広大な土地をアラブから守ったトゥアレグ族(Tualeg)。アルジェリアの砂漠の中心部で昔ながらの誇りを保ち続けるひとりの男の目をとおして民族の消えゆく姿を伝える。案内役は、人類学者ジェレミー・キーナン。
6. THE MEO
1972年 60分×1巻 モン族(HMONG) <ラオス>
ラオスのモン族(Meo)は、自身のことをHmongと言う。かつては中国の北部から中央部にかけて広く展開していた。ベトナム戦争により蹂躙されたラオス山岳地帯での生活を通して彼らの平和で伝統的な生活への願いを淡々と伝える。案内役は、人類学者ジャック・ルモワン。
7. THE DERVISHES OF KURDISTAN
1973年 60分×1巻 イスラム教ダルウィーシュ修道院クルド族(KURDS) <イラン>
イラクと国境を接するイラン山岳地帯のバイベー(Baiveh)にあるクルド族(Kurdistan)の村。この村の男の大半はイスラム神秘主義教団の修道士である。顔に串を刺し、毒蛇を操る彼らの神秘的、忘我的祈祷をカメラが捕らえる。
8. KATARAGAMA - A GOD FOR ALL SEASONS
1973年 60分×1巻 シンハラ人(SINGHALESE) <スリランカ>
スリランカ(当時はセイロン)の人々が等しく崇拝する「カタラガマ」とは、もとヒンドゥ教の神だった。森で行方不明になった少年の両親(シンハラ人)がこの神に救いを求める姿をとおし、燃えさかる炭火の上を歩き、背中に針を刺すなどの崇拝行為を映し出す。人類学者ガナナス・オベイセケレ監修。
9. THE MURSI
1974年 60分×1巻 マルシ族(MURSI) <エチオピア>
エチオピアの南西のはずれに生活するマルシ族(マーシ族)は、部族全体の意志がまとまるまですべての言い分を聞くという特異な民主主義を持つ。他部族との生死をかけた争いに際し、彼らの独自の民主主義的決定過程をカメラは追う。
10. THE MEHINACU
1974年 60分×1巻 メヒナク族(MEHINACU) <ブラジル中央部>
ブラジル中央部を流れるシングー川付近で男女両性を明確に分離して生活するメヒナク族が年に一度、両性の対立と愛情の入り交じった少々エロティックなゲームとダンスを行うピクイの儀式を伝える。
11. MASAI WOMEN
1974年 53分×1巻 マサイ族(MASAI) の女性 <ケニア>
★アメリカ映画祭ブルーリボン賞
東アフリカの大地溝帯「リフトヴァレー」の西部高原、ケニア南部とタンザニア国境付近に住むマサイ族(Masai)。女たちは、娘、妻、母という役割のほかには部族内での地位や権利を得ることはない。そのような社会において女であることとは何かをカメラが捕らえる。53分。
12. KAWELKA - ONGKA'S BIG MOKA
1974年 60分×1巻 カウェルカ族(KAWELKA) <パプアニューギニア>
パプアニューギニアの高地に住むカウェルカ族(Kawelka)。この部族のカリスマ的存在であるリーダーのオンカ(Ongka)の働きぶりと、彼らの唯一最大の催し物である財産贈与の習慣「モカ(Moka)」の記録をとおして、かれらの生活を描く。人類学者アンドルー・ストレイザーン監修。
13. THE QUECHUA
1974年 60分×1巻 ケチュア族(QUECHUA) <ペルーのアンデス高原>
南米ペルー、アンデスの標高2400メートル地帯のケチュア族(Quechua)。カマワーラ村(Kamawara)に住む若い父親とその家族を通して、棍棒による農耕などの日々の生活を追う。人類学者マイケル・サルノー監修。
14. THE SAKUDDEI
1974年 60分×1巻 サクッディ族(SAKUDDEI) <インドネシア、スマトラ>
インドネシアのスマトラ島西海岸、険しい谷により外界から完全に遮断され、自然と調和し、平等な社会を営むサクッデイ族(Sakuddei)。入れ墨など彼らの伝統的生活が、それでも開発の波に揺れる姿を伝える。火の踊りのシーンは、圧巻である。スイスの人類学者レイマー・シェフォール監修。
15. MASAI MANHOOD
1975年 60分×1巻 マサイ族(MASAI) の男性 <ケニア>
東アフリカの大地溝帯「リフトヴァレー」周辺で生活するマサイ族(Masai)。戦士「モラン(Moran)」として部族の外べりで生活する若い男たちが、部族社会の意志決定に参加できる「成人」となるための儀式を伝える。人類学者メリッサ・ルウェリン・デイヴィス監修。
16. THE KIRGHIZ OF AFGHANISTAN
1975年 60分×1巻 キルギス族(KIRGHIZ) <アフガニスタン>
★山岳・探検映画トレント国際競技会大賞
★ニューヨーク国際映画テレビ祭金賞
アフガニスタンの片隅、海抜4500メートル、9ヶ月間雪に閉ざされる不毛の台地。このソビエトと中国の間の地峡地帯で中世以来変わらぬキルギス族の生活を伝える。
17. MONGOLIA: ON THE EDGE OF THE GOBI
1975年 60分×1巻 ハルハ族(KHALKHA) 第1部 <モンゴル>
モンゴルの大草原地帯。馬術の天才ハルハ族(カルカ族)。社会主義革命後の集団農場での彼らの生活に焦点をあてる。
18. MONGOLIA: THE CITY ON THE STEPPES
1975年 60分×1巻 ハルハ族(KHALKHA) 第2部 <モンゴル>
人口の四分の一が住むモンゴルの首都ウランバートル。この大草原の中の都市での人々の日常生活と革命53周年を祝うパレード、競馬、モンゴル相撲、射的大会などを紹介する。
19. THE SHILLUK
1976年 60分×1巻 シルック族(SHILLUK) <スーダン>
ナイル川を溯ること1600キロメートル。16世紀に統一されたシルック族の領土は、現在はスーダンの一部となっている。代々続いた王朝の新国王即位式の様子をつぶさに紹介する。
20. THE ESKIMOS OF POND INLET
1977年 60分×1巻 イヌイット (エスキモー)族 (IGULINGNUIT) <カナダ>
カナダ バフィン島ポンド入江の居住地に住むエスキモーたち。伝統的生活への絶ちがたい回帰の願い、白人文化の侵略に対する憤りなど、悲痛な叫び声を伝える。
21. THE RENDILLE
1977年 60分×1巻 レンディーレ族(RENDILLE) <ケニア>
アフリカを東西に横断する半砂漠地帯でラクダを主な家畜として生活するレンディーレ族(レンディール族)。草を求めて時には村から何百キロとラクダの群を率いるのは若者が成人として村に落ち着くための義務である。
22. THE SHERPAS
1977年 60分×1巻 シェルパ族(SHERPAS) <ネパール>
エベレスト登山者のガイドとして有名であるがあまり知られていないシェルパの日常生活。徹底した個人主義を特徴とする彼らの生活をタミ村出身の三兄弟の姿を通して伝える。
23. UMBANDA - THE PROBLEM SOLVER
1977年 60分×1巻 ウンバンダ信者(UMBANDISTAS) <ブラジル>
アフリカ黒人奴隷たちの部族信仰とカソリックの融合から生まれたウンバンダ。信者は神官を通して心霊世界からの助言と救いを求める。
24. SAINTS AND SPIRITS
1971年 30分×1巻 モロッコ女性(MOROCCANS) とイスラム教神秘主義的信仰 <モロッコ>
女性だけで構成された撮影隊がイスラム教を信仰する女たちの神秘主義的生活をマラケシュに追う。
25. KHYBER
1979年 60分×1巻 パキスタン ハイバル峠(PATHANS) <インド西北国境>
1842年以来一世紀ものあいだ続いたインド西北国境におけるパターン人(Pathan)と英国軍の戦い。そのきっかけは大量虐殺だった。現在のパキスタンとアフガニスタンの国境ハイバル峠(The
Khyber Pass)の岩肌に残る血痕がその歴史を今に伝える。英国軍が去ったあとは、パターン人とパキスタン軍のあいだで争いが続く。人類学者アクバル・アーメド、ルイ・デュプレ監修。
26. AFGHAN EXODUS
1980年 60分×1巻 パキスタン アフガン難民 <パキスタン>
1975年の第16巻: キルギス族から5年ぶりにアフガニスタンを訪れた撮影隊がみたものは? ソ連軍のアフガン侵攻で住み慣れた土地を追われ難民となったキルギス人(Kirghiz)、ハザーラ人(Hazara)、そしてパターン人(Pathan)らの苦境を伝える。かつて英国軍と戦った誇り高いパターン人は今ソヴィエト軍と戦う決意がある。人類学者アクバル・アーメド、レミー・ドール監修。1980年作品三部作の第2話。
27. THE PATHANS
1980年 45分×1巻 パターン人(PATHANS) <パキスタン>
パキスタン・アフガニスタン国境によって引き裂かれているパターン人(パタン人)。地理的国境の意識がなく、共通の言語、伝統及びイスラム教で強く結ばれ、もてなし、個人の尊厳、そして復讐を核とした生き方を伝える。
28. THE KWEGU
1982年 60分×1巻 クウェグ族(KWEGU) <エチオピア>
★国際長編ルポルタージュ祭大賞
エチオピアの南西部のはずれで生活する二つの部族クウェグ族(クエッグ族)とマルシ(mursi)族(マーシ族)。生活に必要な技術をもつクウェグ族と外敵から彼らを守るマルシ族の相互依存的生活とその崩れゆく姿を伝える。
29. WITCHCRAFT AMONG THE AZANDE
1982年 60分×1巻 アザンデ族(AZANDE) <スーダン>
★ニューヨーク国際映画テレビ祭銀賞
かつてアフリカ最大の王国を築いたアザンデ族。今日、キリスト教の影響を受けながらも、魔術、神の言葉、呪いによって支配される彼らの知られざる日常生活を伝える。
30. ASANTE MARKET WOMEN
1982年 60分×1巻 アサンテ族(ASANTE) <ガーナ>
★アメリカ映画祭ブルーリボン賞
ガーナのクマシ(Kumasi)中央市場を取り仕切るのは女たちである。一夫多妻制で男に隷属する反面、母系社会であるため財産は夫の姉妹たちに受け継がれる。その変わりゆく社会形態を伝える。
地域別・国別索引はこちらから (PDFファイル 122kb)
31. CARNAVAL BAHIA
1982年 60分×1巻 都会のブラジル人(URBAN BRAZILIAN) <ブラジル>
貧民街の人々が貧しさを忘れ、町の王様となるバイアのカーニバル。カメラは踊りと音楽、そして色彩にあふれた壮観なお祭りを映し出す。
32. INSIDE CHINA: LIVING WITH THE REVOLUTION
1983年 60分×1巻 地方の漢族(RURAL HAN) 第1部 <中国南西部、無錫>
無錫(むしゃく)(ウーシー)の近くに住む家族の働く姿、家庭生活、包み隠しのないインタビューを通して中国を席巻した大変革に対する人々の本音を伝える。
33. INSIDE CHINA: THE NEWEST REVOLUTION
1983年 60分×1巻 地方の漢族(RURAL HAN) 第2部 <中国南西部、無錫>
無錫(むしゃく)(ウーシー)の近くに住む家族の日々の生活、フランクなインタビューを通して中国を席巻した大変革に対する人々の本音を伝える。
34. INSIDE CHINA: THE KAZAKHS OF CHINA
1983年 60分×1巻 カザフ族(KASAKU) <中国>
中国少数民族の一つである遊牧民カザフ族の伝統的生活と最近の生活サイクル、中央政府との軋轢を伝える
35. IN SEARCH OF COOL GROUND: THE MURSI TRILOGY - THE MURSI
1985年 60分×1巻 マルシ族三部作第1部:マルシ族(MURSI) <エチオピア>
第一部:戦争から日常生活に至るまで、意見が一致するまで議論する彼らの驚くべき民主主義制度を紹介する。
36. IN SEARCH OF COOL GROUND: THE MURSI TRILOGY - THE KWEGU
1985年 60分×1巻 マルシ族三部作第2部:クウェグ族(KWEGU) <エチオピア>
第二部:カヌー作りと操作に優れた技術を持つクエッグ族(クエッグ族)を支配するマルシ族(マーシ族)の姿を紹介する。
37. IN SEARCH OF COOL GROUND: THE MURSI TRILOGY - THE MIGRANTS
1985年 60分×1巻 マルシ族三部作第3部:移住民マルシ族(MURSI) <エチオピア>
干ばつと飢えを逃れ、涼地を捜して移住した約四分の一のマルシ族(マーシ族)の人々。現代社会との接触により崩れていく彼らの伝統的生活を伝える。
38. AN INVISIBLE ENEMY
1987年 60分×1巻 サーミ人(SAMI) <ノルウェー>
チェルノブイリ事故によるトナカイ肉の放射能汚染、あるいは水力発電施設用道路による古来からの放牧ルートの遮断など、見えざる敵により伝統的生活を脅かされるスカンジナビアの少数民族サーミ人族(サミ族/ラップ人)の姿を伝える。
39. THE BASQUES OF SANTAZI
1987年 60分×1巻 フランス系バスク人(FRENCH BASQUES) <ピレネー山脈高地>
何百年もの間、夏のピレネー山脈の高地で羊の放牧をしてきたサンタジのバスク人たち。世界の急激な変化に伴って崩れていく伝統的羊飼いの生活と村人たちの当惑を伝える。
40. THE KAYAPO
1987年 60分×1巻 カヤポ族(KAYAPO) <ブラジル>
★ジュネーブ、ヨーロッパ文化会議メダル賞
★サンフランシスコ、ゴールデンゲート特別賞
★ニューヨーク、マーガレット・ミード記念祭選抜作品
イギリスの面積を超えるジャングルに住むカヤポ族(カヤーポ族)。金鉱脈の発見により富を得、世界で初めて空軍力を持った少数民族の姿を伝える。
41. THE LAU
1987年 60分×1巻 ラウ諸島民(LAU) <ソロモン諸島>
★ABU特別賞
南太平洋の礁湖の人工サンゴ島に住むラウ族。キリスト教宣教師や外界からの影響から、自らの伝統的信仰、生活、価値観を守ろうとする姿を伝える。
42. THE WODAABE
1988年 60分×1巻 ウダベー族(WODAABE) <ナイジェリア>
★ニューヨーク、マーガレット・ミード記念祭選抜作品
サハラ砂漠南部のサヘル地帯を移動する真の遊牧民ウダベー族(ウダーベ族)。牛、ダンスと衣装、遊牧、複雑な掟を生活の拠り所とし、厳しい自然を生き抜く姿を伝える。
43. ACROSS THE TRACKS - VLACH GYPSIES IN HUNGARY
1988年 60分×1巻 ヴェラキア人ジプシー(VLACH GYPSIES) <ハンガリー>
ハンガリー政府の定住化政策にもかかわらず、頑なに伝統的生活を守り、経済活動の本流から外れた生活を望むジプシーたちのロマンティックであるが厳しい生き方を伝える。
44. THE WHALE HUNTERS OF LAMALERA
1988年 60分×1巻 ラマホロ族(LAMAHOLOT)と捕鯨 <インドネシア>
インドネシアの海で粗末な小舟と碇でマッコウクジラを追うラマホロ族。鯨の数の減少により、有利な職を求めて島を出る人々など伝統的生活が脅かされる姿を伝える。
45. THE KAYAPO - OUT OF THE FOREST
1989年 60分×1巻 カヤポ族(KAYAPO)とアマゾン熱帯雨林保護キャンペーン <ブラジル>
★ニューヨーク、マーガレット・ミード記念祭選抜作品
★アメリカ映画ビデオ祭ブルーリボン賞
アマゾンの森林開発に対抗するインディオたち。伝統的生活を守り、森林破壊の報いを伝える世界的キャンペーンの中心となるカヤポ族(カヤーポ族)の酋長 Ropni
= ロップニと彼を支援する“スティング”の姿を伝える。
46. VILLAGERS OF THE SIERRA DE GREDOS
1989年 60分×1巻 カスティリア人(CASTILIANS) <スペイン>
スペイン中央部、グレドス山脈の高地に位置する人口わずか130人ほどのナバルギッホ村。痩せ細った土地と厳しい自然条件の中、ヨーロッパで唯一の移動放牧民を襲った百年に一度と言われる異常気象に対処する姿を伝える。
47. THE HERDERS OF MONGUN - TAIGA 2009年7月末日にて販売終了
1989年 60分×1巻 トゥーバ人(TUVINIANS) <旧ソ連邦、トゥーヴァ共和国>
モンゴルと国境を接するシベリア奥地トゥーバ(トゥーヴァ)共和国。この極寒の地の遊牧民の文化と息をのむような自然の透明な美しさを伝える。
48. THE MENDE
1990年 60分×1巻 メンデ族(MENDE) <シエラレオーネ>
シエラレオーネの森林のなかの開拓地、人口260人のメンデ族(メンテ族) Kupawara
= クプアワーラ村。イスラムの断食月の彼らの姿を内面深く捕らえた色彩豊かな作品。
49. THE TROBRIAND ISLANDERS OF PAPUA NEW GUINEA
1990年 60分×1巻 人類学上の聖地、トロブリアンド諸島民(TROBRIAND ISLANDERS) <パプアニューギニア>
★ニューヨーク、マーガレット・ミード記念祭選抜作品
★パリ、ビラン映画祭大賞"
パブニューギニアの東の外れにあるトロブリアンド諸島。ヤムイモの収穫後に行われる『生』を祝う祭りの様子と、女たちの『富』を基本とする複雑な社会構造を伝える。
50. THE KALASHA - RITES OF SPRING
1990年 60分×1巻 カラシュ族(KALASHA) <パキスタン北西部ヒンドゥークシュ山脈>
★ニューヨーク、マーガレット・ミード記念祭選抜作品
★ABUテレビ賞
パキスタン北西国境地帯、ヒンドゥークシ山脈の渓谷に暮らすカラシャ族は、このイスラム国家の異教徒である。カメラは春の訪れを祝う祭りの様子を色鮮やかに映し出すと同時に、政府の観光開発で揺れるこの少数民族の姿を伝える。
51. THE MURSI: THE LAND IS BAD
1991年 60分×1巻 マルシ族(MURSI) <エチオピア>
エチオピア南西部の外れ、スーダン国境近くに暮らすマルシ族(マーシ族)の暮らしを通じて、現代人が忘れ去った大昔の生活を今に伝える。
52. THE MURSI: NITHA
1991年 60分×1巻 マルシ族(MURSI) <エチオピア>
大人として認められるだけでなく、社会における自分の位置を決定する成人の儀式 NITHA
= ニーサを通して、マルシ族(マーシ族)の原始の社会構造を伝える。
53. THE ALBANIANS OF RROGAM
1991年 60分×1巻 北アルバニア人(NORTHERN ALBANIANS) <アルバニア>
第二次大戦後、外国人に閉ざされてきたアルバニア北部の山岳地帯にあるプロガム村。厳しい自然環境の中、山羊と羊、わずかな高地でとれるジャガイモ、政府の援助による黒パンなどで生活する村人の抱える問題を伝える。
54. CAKCHIQUEL MAYA OF SAN ANTONIO PALOPO
1991年 60分×1巻 カクチケル・マヤ族(CAKCHIQUEL MAYA) <グァテマラ>
アティトゥラン湖のほとりの村サンアントニオパロポに暮らすマヤ族の子孫たち。16世紀そのままの彼らの生活を伝える。
55. WE ARE ALL NEIGHBOURS
1993年 60分×1巻 ボスニア人(BOSNIA) <ボスニア>
1993年1月、撮影隊は旧ユーゴスラビア領ボスニアのある小さな村を訪れる。そこではクロアチア人、セルビア人、イスラム教徒が平和な隣人として友好的に暮らしていた。だがボスニア危機のなか、ついにこの村にも武力攻撃が始まる。数ヶ月後に再訪した撮影隊の見たものは・・・。人類学者トニー・ブリンガ監修。
56. ORPHANS OF PASSAGE
1993年 60分×1巻 ウドゥック族(UDUK) <スーダン>
アフリカ、スーダン南部のウドゥック族(Uduk)は自国政府からの迫害をうけ、エチオピアとの国境を越える過酷な逃走を何度も強いられ、エチオピアの難民キャンプで暮らすしかない。そんな苦境のなかでも部族は儀式によって連帯感を保っている。人類学者ウェンディ・ジェームズ監修。
57. THE LONGEST STRUGGLE
1993年 60分×1巻 ミャンマー人(MYANMAR) <ミャンマー>
ミャンマーが1948年に独立した後、東部に暮らすカレン族(Karen)は自分たちの独立をめざす内戦を続けてきた。平和を知らないその日常生活や、森林の伐採を巡るタイとの攻防、仏教の布教活動などを追う。シリーズ最終巻。人類学者トム・シーハン監修。
地域別・国別索引はこちらから (PDFファイル 122kb)
|
- 人類学の黎明期から発展期に調査と記述の方法に方向性を与えたパイオニア6人の貴重なポートレート
知られざる未開社会
STRANGERS ABROAD
60分×6巻 DVD/VHS選択可 \252,000(税込) 1986年 ITV 注文番号: GL-176
分売価格 各巻\47,250(税込)
英語版/英文スクリプト付
パンフレットはこちらから (PDFファイル 56kb)
幾世紀もの間、旅行家、冒険家、探検家らは常に他の文化に魅せられてきた。最も部族的な社会は、しかし「原始的」と見なされたり、西欧の人々のかつての在り方の生きた証拠、「劣っている人々」と思われていた。だが、19世紀末に人類学という新しい科学の一学問の発祥によりそのような見方、考え方が全く変えられ、他文化に対し大いなる理解と尊敬を示すようになったのである。
このシリーズは著名な人類学者マーガレット・ミード女史をはじめ6名の人類学者らがオーストラリアのアボリジニ族、カナダ・エスキモー族、インド南部の山岳部族トダス、トロブリアンド諸島民、アフリカのアザンデ族、アメリカ、バリ島、ニューギニアの人々とそれぞれ生活をともにしながら記録したその体験を紹介する。社会人類学が現代思想に、我々自身についての理解の啓蒙に、また異文化の社会・人々の理解に、いかに貢献してきたかを解説する。
第1巻 サー・ウォルター・ボールドウィン・スペンサー
FIELDWORK: SIR WALTER BALDWIN SPENCER
取材地域: オーストラリア、アボリジニ
第2巻 ウィリアム・リヴァーズ
EVERYTHING IS RELATIVES: DR. WILLIAM RIVERS
取材地域: トレス海峡、南インド
第3巻 フランツ・ボアズ
THE SHACKLES OF TRADITION: FRANZ BOAS
取材地域: カナダ、エスキモー、北米インディアン
第4巻 ブロニスラフ・マリノフスキー
OFF THE VERANDAH: BRONISLAW MALINOWSKI
取材地域: トロブリアンド諸島
第5巻 マーガレット・ミード
COMING OF AGE: MARGARET MEAD
取材地域: サモア、ニューギニア、バリ島
第6巻 サー・エドワード・エヴァンズ=プリチャード
STRANGE BELIEFS: SIR EDWARD EVANS-PRITCHARD
取材地域: スーダン、アザンデ族
パンフレットはこちらから (PDFファイル 56kb)
|
|
|
- フェイス・オブ・カルチャー
FACES OF CULTURE
DVD版新発売(DVD1巻に2話を収録)
60分×12巻 \315,000(税込) 2010年発売 注文番号: GL-296D
分売価格 各巻\29,400(税込)
(VHS版)
30分×24巻 \504,000(税込) 1983年 CBS 注文番号: GL-296
分売価格 各巻\26,250(税込)
米国文化人類学の学問的達成とCBSのTVドキュメンタリーの表現が融合した記念碑的作品。世界各国あらゆる地域の異質な文化を紹介する。このシリーズは自民族中心主義を排し異文化を理解するための多くの手がかりを提供している。ナレーションを歴史家デビッド・キャラダインがつとめている。これまでビデオだけでの配給でしたが、2004年度からあらたに「ビュワーズガイド」をご提供しています。
人類は宇宙を旅し、星に到達し、その地を踏むことも可能であろう。しかし同時にこの地球に住みながら未開人と呼ばれ今もなお、数千年前と同じ原始的な生活を営む人々が多くいることも事実である。「フェイス・オブ・カルチャー」は、24話(各30分)からなるシリーズで、世界各国あらゆる地域の異質な文化を紹介する。例えば、メキシコ、ユカテク州のマヤインディアンをとりあげ、歴史深い伝統が社会の近代化に伴い衰退の危機に直面する様子を描く。まじないと宗教、家族、価値体系の存続と変化、規律など人類学・民族学の研究テーマにスポットをあて興味深く紹介している。ナレーションを歴史家デビッド・キャナダインがつとめている。
1. 遺跡・言語・民族 文化人類学で何を学ぶか
RELICS, WORDS AND RACES
F.ボアズが1940年に北西太平洋で撮影した映像や、ケニアでの現地語によるインタビューなどを紹介しながら人類学者による調査・研究の成果を映像でたどるシリーズ開始を告げる。
2. 相違と相似 自民族主義と文化相対主義
VASTLY DIFFERENT, BUT MUCH THE SAME
ケニヤの遊牧民ボラン族の生活の中心は家畜である。一頭一頭の名前もその血統もたやすく口にできるほどである。また、彼らにとっては住居より井戸のほうが価値を持つ。厳しい自然環境ゆえ人口を増やさないよう男は32才までは結婚を許されない。
3. つかず離れず あるフィールドワークの記録
CLOSE, BUT NOT TOO CLOSE
人類学者のナポレオン・チャノンが南米の好戦的なヤノアマ族と共に生活をおくる。
4. 生きるために食べる 狩猟・採集・遊牧
TO EAT IS TO SURVIVE
アフリカのスーダンの遊牧民ヌエル部族にとって、家畜は神からの授かりものであり、そのすべてを生活に必要とする。家畜の肉やミルクは食糧となり、その尿で手を洗う。家畜の遊牧が、狩猟採集生活のバンド集団より多くの人間が共に暮らすことを可能にする。
5. サバイバル 原始農耕社会から集約農業へ
SURVIVAL: THE GREATEST NEED
1万年ほど前から、人間は定住し作物を栽培するようになった。その原始的農業(水や肥料、家畜労働を用いない農耕)の片鱗を今でも南米ユカタンのマヤ族の焼畑農業や、その際に歌われる厳しい自然のなかでの豊作を願う祈りや労働歌に見ることができる。
6. コミュニケーション: 言語学からのアプローチ
COMMUNICATION: THE LINCHPIN OF CULTURE
東アフリカのヌエル族は自分の雄牛を讃える言葉を歌であらわす。言葉はどの文化でもコミュニケーションの主要な手段であり、その文化の世界観を示す。世界には現在3千から5千の言語が存在すると言われる。
7. 親から子へ 国民気質とコア・バリュー
PARENT TO CHILD
1920−30年代、インカルチュレーション(文化適応)の研究をおこなっていた学者のひとり、マーガレット・ミードはサモアの部族や、ニューギニアのアラペシュ族、ムンドゥグモル族、チャンブリ族を観察し、子育ての文化比較を行った。
8. 長老の選択 ボリビア・アイマラ先住民の記録
WHAT'S RIGHT? WHAT'S WRONG?
この巻は、1973年に、ある北米民族誌学者グループが映像で記録した南米ボリビアのアイマラ・インディアンの、ある長老の人生の終幕を記録したものである。撮影隊はこの老人が自ら死に向かう顛末にかかわることで、アイマラ文化の独自な一面を知ることになる。
9.結婚・家族 その結婚は誰のため?
MARRIAGE AND FAMILY
一夫一婦制?一夫多妻制?多夫一婦制?家族とはどのように成り立つのか。北西ケニヤのタカナ族などの事例を紹介する。
10.男の役割・女の仕事 家族のなかの役割分担
EVERYONE LENDS A HAND
文化人類学者ヒューバート・スミスがフィルムに記録した南米メキシコのチカーン村に暮らすマヤ族のある大家族2組の役割分担を見る。スミスはエクステンデッド・ファミリー(複合家族)を研究している。
11.ファミリータイズ パート1: キンシップとクラン
FAMILY TIES Part 1
キンシップ(血縁・姻戚・養子などにより「身内」とみなす関係)で構成された集団、または同一の祖先をもつ子孫集団はどの文化においても社会の基盤をなす。パプアニューギニアとベネズエラの部族社会でどのように機能しているかを見る。
12.ファミリータイズ パート2: 母系社会と父系社会
FAMILY TIES Part 2
前巻にひき続き、文化人類学で重要な要素であるキンシップ・グループと祖先を同一とする子孫集団がその文化でどのように機能しているかをナバホ・インディアン、ベネズエラのヤノマミ族、ギリシャのキプシリ村の結婚などに見る。
13.社会集団 長老と戦士、階層と階級
SORTING LIFE OUT
西アフリカのマサイ族は神から家畜の世話を託されたと誇る遊牧・放牧に生きる部族である。そのため男は年齢により「家畜の世話人」、家畜と部族民を守る「戦士」、そして政治的リーダーとなる「長老」と役割が変化する。
14.文化が衝突するとき 革命後のボリビアから
WHEN WORLDS COLLIDE
ボリビアでは、先住民が少数の白人層とメスティーゾ(白人と先住民の混血)に農民として搾取される社会構造は、1952年におきた社会革命でも完全には払拭できなかった。この巻ではボリビアのふたつの地域で不平等な社会階層の発生の歴史と現状を見る。
15.文化と経済 贈与・交換・再分配から労働と消費へ
WORK, GOODS AND TRADE
カラハリ砂漠のクン・ブッシュマンは、数日分のモンゴンゴーなどの木の実を蓄えている以外は、その日の狩猟で得た動物の肉が生活の糧である。それを皆で公平に分け合う。この交換に条件はなく、誰かが富を蓄積することはない。
16.マヤ族の「カーゴ・システム」
CARGO, RELIGION AND PRESTIGE
「カーゴ・システム」はマヤ族の男たちに、キリスト教の聖人を讃える宗教儀式の執行・費用を負担させ、地域への奉仕を負わせるものである。それとひきかえに名声が与えられる。しかし、そのための各人の経済的負担は多大であり、暮らしに大きな影響を持つ。
17.首領でいるための政治 リーダーになるのは、だれ?
THE POLITICS OF BEING A CHIEFTAIN
スワジ族、ハワイアン、北米インディアンの奇妙な政治。
人間は集団で生きるとき、何らかのリーダーシップを持つ政治形態を構築するのが普通である。それはシンプルなもの(バンド、トライブ、首長制など)から、社会が複雑になるにつれ法や官僚制度を伴う中央集権政治をおこなう国家へと変容する。
18.社会秩序を保つために
RULES OF ORDER
米国ペンシルバニア州西部とカナダに暮らすキリスト教の一宗派であるアーミッシュは、その信仰だけで充分に社会秩序を維持できる。宗教や慣習など不文律の規範(内的規範)が社会の安全と秩序を維持する事例を見る。
19.幻想・神・女神 生活のなかの信仰
ILLUSIONS, GODS AND GODDESSES
魔術、礼拝、儀式…。北米最大のインディアン、ナバホ族とオーストラリア原住民アボリジニの宗教儀式を紹介する。
20.魔術と宗教 首狩族アスマットの儀式と世界観
MAGIC MEETS RELIGION
ニューギニア、アスマット族の世界観では、この世は悪霊に満ちた場所であり、動物にも植物にも霊がある。そして死者の霊魂はその肉体を離れても生き続けると信じている。
21.芸術: 文化を映す鏡
THE ARTS: MIRRORS OF CULTURE
アートは社会の価値観、信仰のありようを表し、人々の絆を深め、人間の本能のひとつとも言える自己表現の欲求も満たすものである。カラハリ砂漠狩猟採集民クン族のダンス、チベット仏教美術、スリランカ、バリ島などを紹介する。
22.マルディ・グラ: 友情の祭典
MARDI GRAS: REVELRY MEETS REALITY
北米最大のカーニバルとも言われるマルディ・グラ。毎年2月から3月にかけて開催されるニューオリンズの素晴らしい祭典の模様を紹介する。
23.生きのびるために
WHEN SURVIVAL DICTATES CHANGE
時代とともに文化も変わる。マヌス島のカーゴ・カルト、英国からの独立を果たしたインド、イスラム革命、南米先住民たちの自文化保護運動などをみる。
24.現在・過去・未来
PAST! PRESENT! FUTURE!
一世紀前、地球の人口は10億だったといわれる。現在40億以上であり、インドが一番この問題で苦しんでいる国であろう。かたや絶滅の危機に瀕している少数民族が世界中にいる。
|
- ハイチのゾンビ伝説
INTERVIEW WITH A ZOMBIE
52分×1巻 \39,900(税込) 1997年 ITV 注文番号: GL-319
死んだ人間が生き返る? 映画の世界では名の知れた「ゾンビ」。ハイチに古くから伝わる言い伝えや呪文の謎に迫る。人類学者のローランド・リトルウッド、民族学者コンラッド・ゴリンスキー、ヴードゥー研究のシャンタル・レニオルトらが、その正体を追及する。英文スクリプト付。
|
|
このページのTOPへ VIDEO Menuへ
|